平成23年6月定例記者会見

 

ページ番号1001144  更新日 平成28年8月9日 印刷 

6月1日(水曜日)午前10時30分から定例記者会見を行ないました。

次第

  1. 市長挨拶
  2. 議会の日程及び案件等について(総務部長)
  3. 平成23年度補正予算(案)について(企画財政部長)
  4. 「ふっさげんきサポートカード」の発行について(企画調整課長)
  5. 国体オリジナルポロシャツを作製(国体推進室長)
  6. 福生でほたる祭が開催(シティセールス推進課長)
  7. 西多摩初「福生ロケーションサービス」が始動!(シティセールス推進課長)
  8. 魅力あるまちづくりシンポジウム開催(生活環境部主幹)
  9. 伝統ものづくり体験・多摩川製鉄体験塾(生涯学習推進課長)
  10. 質疑応答

出席者

毎日新聞社・読売新聞社・日本経済新聞社・時事通信社・多摩ケーブルネットワーク・西多摩新聞社・西の風新聞社・都政新報社
市長・副市長・企画財政部長・総務部長・財政課長・秘書広報課長・広報広聴係長

市長挨拶(内容を損ねない程度に修正しています)

おはようございます。本日は福生市定例記者会見にご出席いただきありがとうございます。今日は6月1日ということで、クールビズ初日です。私もポロシャツ姿で失礼します。こうした格好をしている理由は、後ほど担当課から詳細な説明がありますが、市では国体にむけてオリジナルポロシャツを作りました。これには義援金が加味されていまして、福生市としても被災地に向けて全力で支援をしているところです。この夏も例年通り大変暑い夏が予想されます。福生市の庁舎は窓はたくさんあるのですが、開け放ちができませんので、中は大変暑い状況になると思います。そのため、今年は職員もこのような格好で執務を行なう姿が見られると思います。

さて、ご存じの通り、3月の東日本大震災は、甚大な被害を被災地にもたらしました。改めて亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

福生市でもこれまでの期間、被災地に向けて、義援金活動を始め、さまざまな支援を積極的に行なってきました。
福生市には、13名の方が福祉センターに避難され、のべ人数では58名の方が避難をされました。現在は50名前後かと思いますが、その中には、妊婦の方で、この福生市でお子さんを生まれた、という方もいらっしゃるそうです。

それから、職員の派遣も積極的に行なっていまして、まず宮城へ教師を一年間派遣しました。また、職員も4名の派遣を行なっています。

物資では、被災地へ自転車を37台送り、備蓄品も市の保有する3分の1ほど、金額にしますと2,200万円程度をトラックで送りました。

なお、義援金につきましては、4月30日までで、東京都市長会における、市の目標額1,200万円を大きく上回り、約1億1,600万円もの温かい支援をいただきました。東京都市長会全部で約13億の義援金が集まりましたが、約1割弱を福生市が提供できたことには、市民の皆さんの被災地への深い想いを感じずにはいられません。今後も義援金募金活動を引き続き行なっていくほか、被災者・被災地域の支援協力に、全力で取り組みたいと思っています。

こうした状況のため、震災後は各地でイベントや事業等の自粛がされています。福生市でも、震災直後は同様の対応をしてきました。しかし、現在は震災から2か月ほど経過し、懸命の復興作業を進めている被災地の方たちへ、福の生まれるわがまちから元気を届けることが必要であると思っています。

8月4日から7日に行なわれる福生七夕まつりにつきましても、実行委員会の皆さんが議論を重ね、福生七夕まつりの起源、仙台に向けて七夕を通じた支援、『福の生まれるまちから「元気」を仙台へ ―七夕でつながる復興への願い―』をコンセプトに開催する運びとなりました。

福島原子力発電所の事故により、今夏は電力不足が予想され、計画停電の実施の可能性など、開催に至るまでは予断を許さない状況のなか、こうした決断に至ったことは、まさしく福生のまちから元気を発信しようという市民の想いが反映されたものだと思っています。本日のご紹介する案件には、こうした想いのこもった事業が何件かあります。

それと、台風の影響で平成19年から閉鎖されていた南公園が7月1日から開園する予定です。また、牛浜駅の建替え工事が9月初めから行なわれます。横田基地の友好祭が8月20日、21日に行なわれますが、その際は牛浜駅が最寄駅になりますので、その大混雑を避けての工事となります。工期は1年少々かかりますが、新しくバリアフリーに適した駅に生まれ変わるのではないかと思います。周辺の住民の皆さんにも歓迎されており、昨日行なわれた工事説明会でも73名の方がお集まりになりました。

さて、今回の補正予算には、被災地への一早い支援に対し、特別交付税の特例交付分として、市から被災地へ送った救援物資分2,252万1千円が歳入となっており、これを市の災害対策備蓄品の購入に充てています。
そして「ふっさげんきサポートカード」の発行は、東日本大震災に伴う市内避難者に対する支援として、避難者に住民票などの各種証明書発行手数料の免除や、市民会館主催事業の入場券無料などの各種サービスを行なうことを目的としています。

また、七夕まつり同様、被災地の復興支援をテーマにした「ほたる祭」では、節電対策に取り組みつつ、宮城県産の米販売、義援金箱の設置をしながら、被災地に向け元気を送り届けるものとなっています。
そのほかの案件としまして、4月から福生市の魅力・情報を発信していくために、課名を変更したシティセールス推進課から2件ほどご紹介をさせていただきます。おかげさまで、前回の定例記者会見で紹介させていただいた「福生ドッグ」は現在、市内12の店舗で販売され、拡がりをみせています。また中央道石川パーキングエリアの中でも販売していまして、非常に好評だそうです。

さて、今回の案件としましては、まずこれまでのフィルムコミッションに代わり、西多摩初のロケ支援組織となる「福生ロケーションサービス」の設立についてお話しさせていただきます。また、2日間にわたり新しい公共の実現と安全安心な人づくり、まちづくりを目指し「コミュニティビジネス」「住環境」「教育」をテーマにした基調講演やパネルディスカッションを実施する「魅力あるまちづくりシンポジウム」は、さまざまな方々をお招きし、大変、有意義な時間となる企画になっています。

羽村市との協働により、生涯学習事業として、多摩川の砂鉄をたたら炉で製鉄し、日本刀の制作を見学するといった「伝統ものづくり体験・多摩川製鉄体験塾」の紹介もあります。

いずれにしましても、これから担当より説明がありますので、ぜひ記事にしていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。それでは本日もよろしくお願いいたします。

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