令和2年度決算

 

ページ番号1013929  更新日 令和3年12月2日 印刷 

市議会9月定例会で認定されました。

決算書は、市役所の情報スペース、図書館及び市ホームページでご覧になれます。

一般会計

 令和2年度の一般会計決算額は、歳入(収入)が320億1,787万2千円、歳出(支出)が313億6,274万2千円で、収支差引額は6億5,513万円となり、実質収支額は、6億441万円となりました。

 歳入額は前年度に比べて26.3%の増、歳出額は27.1%の増となっています。また、2年度から元年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額はマイナスの7,552万5千円となっています。

 2年度決算の前年度との主な比較は下記のとおりです。

歳入(収入)の主な増減(前年度比較)

歳入(収入)の主な増減(前年度比較)

  • 市税0.5%減
    一人当たりの所得が減少したこと等により、前年度に比べて市税全体で3,874万2千円の減となっています。
  • 地方消費税交付金26.2%増
    都道府県税である地方消費税収入額の2分の1が市町村に交付されるもので、2億5,279万円の増となっています。
  • 地方交付税1.6%増
    全国の自治体が一定のサービス水準を維持できるよう交付されるもので、普通交付税が4,967万4千円の増、特別交付税が990万3千円の減となっています。
  • 国庫支出金141.7%増
    新型コロナウイルス感染症に伴う特別定額給付金給付事業費補助金、地方創生臨時交付金等による増により、67億9,787万1千円の増となっています。
  • 都支出金3.3%減
    新型コロナウイルス感染症関連の交付金や補助金の皆増の一方で、市町村総合交付金やスポーツ施設整備費補助金等の減などにより1億2,770万4千円の減となっています。
  • 繰入金49.2%減
    特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金繰入金、財政調整基金繰入金の減などにより、5億8,212万6千円の減となっています。
  • 繰越金52.2%増
    2年度の前年度繰越金は、元年度に比べて2億3,318万5千円の増となっています。
  • 市債16.7%増
    都市計画道路3・4・7号富士見通り線整備事業債や公共施設災害復旧事業債の増などにより1億1,161万2千円の増となっています。

歳出(支出)の主な増減(前年度比較)

歳出(支出)の主な増減(前年度比較)

  • 総務費3.0%増
    交通安全対策費や町会関係費、税務・財務・会計事務など、市の業務に必要な経費です。国勢調査員報酬の増などにより、全体では 6,244万円の増となっています。
  • 民生費0.1%減
    高齢者・障害者・子育て支援・生活保護などの経費で、子育て世帯応援給付金、ひとり親世帯臨時特別給付金の皆増の一方で、福祉センター設備改良事業の皆減、児童扶養手当の減などにより、全体では1,519万9千円の減となっています。
  • 衛生費5.7%増
    保健衛生や環境対策、ごみ処理などの経費で、福生病院企業団特別支援金及び高齢者インフルエンザ予防接種委託料の増などにより、1億2,910万6千円の増となっています。
  • 商工費2,330.3%増
    商工業の振興のための経費で、特別定額給付金給付事業及び事業継続応援金給付事業の皆増などにより、58億6,942万円の増となっています。
  • 土木費4.7%減
    道路建設や公園整備などまちづくりの経費で、自転車駐車場管理事務及び道路改良事業の減などにより、8,032万4千円の減となっています。
  • 消防費15.1%増
    消防業務の東京都への委託や消防団等の経費、災害対策費が主なもので、防災行政無線(移動系)施設改良事業の増などにより、1億4,282万2千円の増となっています。
  • 教育費14.6%減
    教育の充実や文化・スポーツの振興などの経費で、ふっさっ子の広場事業や小中学校ICT推進事業などの増の一方で、第三小学校増築事業および市営競技場改良事業の減などにより、5億2,665万7千円の減となっています。
  • 公債費3.5%減
    市債(長期借入金)の元利金を返済する経費で、2,674万7千円の減となっています。

 一般会計では公債費のほか、繰出金や負担金の支出の中で、市の下水道事業会計や西多摩衛生組合など一部事務組合の借入金に対し、その元利償還金の一部を負担しています。

【市の繰出金や負担金の中に含まれている準公債費的な支出】

  • 下水道事業会計繰出金のうち、約5,500万円
  • 一部事務組合への負担金のうち、約2億5,300万円
  • 障害者施設・特別養護老人ホーム等への建設費補助金約1,200万円

 下水道事業会計への繰出金は、公共下水道・流域下水道整備等に要した費用のうち、一般会計から負担できる額の一部で、一部事務組合(西多摩衛生・瑞穂斎場・東京たま広域資源循環・福生病院)への負担金は、施設整備のための借入金に対する元利償還金分の負担額です。

市税収入の推移

市税収入の推移

積立基金の推移

積立基金の推移

特別会計

 特別会計の3会計及び公営企業会計の決算は、下表のとおりです。

  特別会計の決算額は、全体で歳入が125億2,444万5千円、歳出が119億2,806万4千円となり、歳入は前年度に比べて0.8%の増、歳出は0.2%の減となっています。国民健康保険特別会計では、収支差引額が3億3,369万3千円の黒字となっていますが、一般会計からのその他繰入金が5億8,500万円となっており、大変厳しい運営状況となっています。

特別会計

地方公会計度による決算報告

○地方公会計制度とは

  企業会計の手法である複式簿記・発生主義により、従来の決算書では分からなかった資産や負債の状況や、減価償却費や引当金等を含むフルコストなどを明らかにすることができます。

■貸借対照表

 令和2年度末における市の財政状況を表します。左側に資産、右側に負債と正味財産を計上し、これらを比較することにより、財政に余裕があるのか、厳しい状態なのか、懐具合を知ることができます。

貸借対照表

■行政コスト計算書(一般会計)

 令和2年度における市の収支状況を表します。企業会計の損益計算書に相当し、事業実施にどの程度の費用が発生し、どのような財源で補ったのかを知ることができます。

行政コスト計算書(一般会計)

財務諸表や事業別の決算状況などを分かりやすく説明した「令和2年度決算説明書」を作成しました。市役所の情報スペースや図書館、市ホームページでご覧ください。

 

※財務諸表の数値は表示単位未満の端数調整を行っていないため、内訳の計と一致しない場合があります。

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企画財政部 財政課 財政係
〒197-8501 東京都福生市本町5
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