令和元年度決算

 

ページ番号1011009  更新日 令和2年11月26日 印刷 

市議会9月定例会で認定されました。

決算書は、市役所の情報スペース、図書館及び市ホームページでご覧になれます。

一般会計

 令和元年度の一般会計決算額は、歳入(収入)が253億5,906万2千円、歳出(支出)が246億7,891万8千円で、収支差引額は6億8,014万4千円となり、実質収支額は6億7,993万6千円となりました。

 歳入額は前年度に比べて1.6%の増、歳出額は0.7%の増となっています。また、元年度から30年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額は2億3,687万2千円となっています。

 元年度決算の前年度との主な比較は下記のとおりです。

歳入(収入)の主な増減(前年度比較)

令和元年度一般会計決算額及び構成比(歳入)

  • 市税1.3%増
    市民税の個人所得割額の増などにより、前年度に比べて市税全体で1億709万2千円の増となっています。
  • 地方消費税交付金4.3%減
    都道府県税である地方消費税収入額の2分の1が市町村に交付されるもので、4,325万4千円の減となっています。
  • 地方交付税1.2%増
    全国の自治体が一定のサービス水準を維持できるよう交付されるもので、普通交付税が2,844万円の増、特別交付税が136万1千円の増となっています。
  • 国庫支出金3.8%減
    子どものための教育・保育給付交付金の増の一方で、保育所等整備交付金の皆減、教育施設等騒音防止対策事業補助金の減などにより、1億8,764万1千円の減となっています。
  • 都支出金8.0%増
    待機児童解消区市町村支援事業補助金の皆減の一方で、市町村総合交付金、子どものための教育・保育給付費負担金の増などにより2億8,938万5千円の増となっています。
  • 繰入金14.7%増
    特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金繰入金の増などにより、1億5,114万1千円の増となっています。
  • 繰越金16.7%減
    元年度の前年度繰越金は、30年度に比べて8,954万5千円の減となっています。
  • 市債8.4%増
    小学校防音機能復旧(復機)事業債の減などの一方で、第三小学校増築事業債の増などにより5,160万円の増となっています。

歳出(支出)の主な増減(前年度比較)

平成30年度一般会計決算額及び構成比(歳出)

  • 総務費4.2%増
    交通安全対策費や町会関係費、税務・財務・会計事務など、市の業務に必要な経費です。令和元年度決算では、電算機更新委託および土地評価業務委託の増などにより、全体では8,383万4千円の増となっています。
  • 民生費1.8%増
    高齢者・障害者・子育て支援・生活保護などの経費で、杉ノ子第二保育園建設費補助金の皆減などの一方で、福祉センター設備改良事業および介護保険特別会計繰出金の増などにより、2億1,132万9千円の増となっています。
  • 衛生費2.8%増
    保健衛生や環境対策、ごみ処理などの経費で、リサイクルセンター基幹的設備改良工事および西多摩衛生組合負担金の増などにより、6,190万3千円の増となっています。
  • 商工費17.9%増
    商工業の振興のための経費で、プレミアム付商品券事業の増などにより、3,832万7千円の増となっています。
  • 土木費14.8%減
    道路建設や公園整備などまちづくりの経費で、都市計画道路3・4・7号富士見通り線整備事業の減などにより、2億9,720万円の減となっています。
  • 消防費0.6%増
    消防業務の東京都への委託や消防団等の経費、災害対策費が主なもので、防災行政無線(移動系)施設改良事業の増などにより、546万7千円の増となっています。
  • 教育費14.7%増
    教育の充実や文化・スポーツの振興などの経費で、新扶桑会館整備事業の減などの一方で、第三小学校増築事業および市営競技場改良事業の増などにより、4億6,325万2千円の増となっています。
  • 公債費0.6%減
    市債(長期借入金)の元利金を返済する経費で、439万9千円の減となっています。

 一般会計では公債費のほか、繰出金や負担金の支出の中で、市の下水道事業会計や西多摩衛生組合など一部事務組合の借入金に対し、その元利償還金の一部を負担しています。

【市の繰出金や負担金の中に含まれている準公債費的な支出】

  • 下水道事業会計繰出金のうち、約7,400万円
  • 一部事務組合への負担金のうち、約2億4,800万円
  • 障害者施設・特別養護老人ホーム等への建設費補助金約1,500万円
    下水道事業会計への繰出金は、公共下水道・流域下水道整備等に要した費用のうち、一般会計から負担できる額の一部で、一部事務組合(西多摩衛生・瑞穂斎場・東京たま広域資源循環・福生病院)への負担金は、施設整備のための借入金に対する元利償還金分の負担額です。

市税収入の推移

市税収入の推移グラフ
市税収入の推移

積立基金の推移

積立基金の推移のグラフ
積立基金の推移

特別会計

 特別会計の3会計の決算は、下表のとおりです。下水道事業会計は令和元年度から公営企業会計に移行しました。
 特別会計の決算額は、全体で歳入が124億2,797万1千円、歳出が119億5,502万2千円となり、歳入は前年度に比べて0.1%の増、歳出は0.2%の増となっています。国民健康保険特別会計では、収支差引額が2億5,062万6千円の黒字となっていますが、一般会計からのその他繰入金が5億9,500万円となっており、大変厳しい運営状況となっています。

令和元年度特別会計決算
会計 歳入決算額 歳出決算額 収支差引額
国民健康保険特別会計

67億9,842万8千円

65億4,780万2千円

2億5,062万6千円

介護保険特別会計

43億8,090万3千円

41億7,972万3千円

2億118万円

後期高齢者医療特別会計

12億4,864万円

12億2,749万7千円

2,114万3千円

合計

124億2,797万1千円

119億5,502万2千円

4億7,294万9千円

下水道事業会計 収入決算額 支出決算額
収益的収支 15億6,359万5千円 13億202万1千円
資本的収支 3億8,065万5千円 9億8,342万8千円

 

地方公会計度による決算報告

○地方公会計制度とは

  企業会計の手法である複式簿記・発生主義により、従来の決算書では分からなかった資産や負債の状況や、減価償却費や引当金等を含むフルコストなどを明らかにすることができます。

■貸借対照表

 令和元年度末における市の財政状況を表します。左側に資産、右側に負債と正味財産を計上し、これらを比較することにより、財政に余裕があるのか、厳しい状態なのか、懐具合を知ることができます。

貸借対照表

■行政コスト計算書(一般会計)

 令和元年度における市の収支状況を表します。企業会計の損益計算書に相当し、事業実施にどの程度の費用が発生し、どのような財源で補ったのかを知ることができます。

行政コスト計算書

 

 財務諸表や事業別の決算状況などを分かりやすく説明した「令和元年度決算説明書」を作成しました。市役所の情報スペースや図書館、市ホームページでご覧ください。

 

※財務諸表の数値は表示単位未満の端数調整を行っていないため、内訳の計と一致しない場合があります。

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