平成19年度上半期財政公表

 

ページ番号1003212  更新日 平成28年8月9日 印刷 

現在の市の財政状況は、まだまだ厳しい状態が続いています。

市では毎年5月と11月に財政公表をしています。

一般会計

市税や国都支出金、地方交付税などを財源として、福祉や教育など、行政各分野の収入・支出予定を議会の議決を受け、予算として定めて運用している会計です。
平成19年度は、当初予算額が225億8,300万円で、その後2回の補正予算により、予算総額は229億3,382万7千円となっています。
現在の市の財政状況は、まだまだ厳しく、市では一層の行政改革に取り組み、まちづくりを進めています。

収入・支出済額

歳入の収入済額は、86億5,254万円で収入率は37.7%、昨年の同期と比較し、1.9%低くなっています。このうち市税の収入済額は42億8,091万4千円で、このほか地方交付税が12億4,886万6千円、国庫支出金が7億5,055万6千円、都支出金が9億3,432万3千円などとなっています。
歳出の支出済額は、87億602万4千円で支出率は38.0%、昨年の同期と比較し、1.4%低くなっています。

平成19年度一般会計予算の執行状況(歳入)

画像:歳入
歳入

平成19年度一般会計予算の執行状況(歳出)

画像:歳出
歳出

平成19年度一般会計予算の構成比

画像:平成19年度一般会計予算の構成比
平成19年度一般会計予算の構成比

予算の使いみち

一般会計支出済額(87億602万4千円)を1万円に換算すると、目的別の使いみちはつぎのようになります。

  • 福祉の向上に(民生費) 4,278円
  • 教育の充実、文化・スポーツの振興に(教育費) 1,191円
  • 健康の増進、リサイクルの推進などに(衛生費) 1,279円
  • 庁舎の管理運営、戸籍・住民基本台帳、選挙などに(総務費) 1,424円
  • 道路・公園の整備・まちづくりの推進に(土木費) 802円
  • 市が借り入れた市債の償還に(公債費) 275円
  • 防災対策に(消防費) 502円
  • 市議会の運営経費に(議会費) 156円
  • 商工業の振興に(商工費) 65円
  • その他 28円

市有財産の状況

財産状況

土地については、廃道敷等による増減があり、9月末現在高は535,028.705平方メートルとなりました。建物については、つくし保育園の譲与等による減があり、9月末現在高は137,686.550平方メートルとなっています。

基金

基金には、庁舎建設基金など、施設整備等にあてるための積立金と、特定事業の運用資金としての運用基金があります。
9月末の基金残高は、事業開始に伴う庁舎建設基金の取り崩しと、財源不足を補うための学校施設等整備基金の取り崩しにより、前年同期と比べ、総額で約10億8千万円減少しています。

市有財産の状況 平成19年9月30日現在
区分 内訳 現在高
土地 市庁舎、学校などの敷地 535,028.705平方メートル
建物 市庁舎、学校など(延べ面積) 137,686.550平方メートル
物品 一件50万円以上の自動車等備品 520件
基金 積立基金(庁舎建設基金) 17億4,544万2千円
基金 積立基金(学校施設等整備基金) 18億9,666万8千円
基金 積立基金(都市設備整備基金) 18億6,678万6千円
基金 積立基金(財政調整基金) 16億6,370万9万円
基金 積立基金(ふるさと人づくりまちづくり基金) 4億1,378万2千円
基金 積立基金(その他) 4億8,472万9千円
基金 運用基金(中小企業振興資金融資一時補てん基金) 200万円
基金 運用基金(国民健康保険高額療養費等資金貸付基金) 600万円
基金 合計 80億7,911万6千円

市債

市債は国や都、金融機関などからの借入金です。公共施設の建設や下水道工事など多額の費用がかかる事業を行うとき、市の財源不足や年度間の財源の負担調整、将来にわたり利用できる施設を後世代の市民の皆さんにも負担していただくという趣旨で借り入れる建設事業債のほか、市税や地方交付税などの収入不足を補うための住民税等減税補てん債や臨時財政対策債などがあります。
今後返済する市債の元金は、一般会計で約124億1千万円、下水道事業会計で約84億8千万円、介護保険特別会計で約9千万円、総額で約209億8千万円となっています。

市債の状況(特別会計を含む)

平成19年9月30日現在 209億7,331万円

事業別

  • 下水道
    84億7,719万3千円
  • 土木
    41億1,190万3千円
  • 臨時財政対策
    31億4,475万6千円
  • 住民税等減額補てん
    20億7,843万3千円
  • 社会教育
    8億5,029万8千円
  • 介護保険
    8,900万円
  • その他
    22億2,172万7千円

借入先別

  • 財務省
    借入額:85億7,843万1千円
  • 日本郵政公社
    借入額:68億2,267万3千円
  • 公営企業金融公庫
    借入額:32億305万1千円
  • 東京都
    借入額:17億8,006万円
  • 市中金融機関
    借入額:1億4,230万円
  • その他
    借入額:4億4,679万5千円

特別会計

市が特定の事業を行う場合、保険税や使用料など、特定の収入により支出をまかない、一般会計とは区分して経理を行う必要がある会計をいいます。現在、国民健康保険会計など、5会計があります。

特別会計予算の執行状況 平成19年9月30日現在
区分 予算現額 収入済額 収入率 支出済額 支出率
国民健康保険会計 56億8,406万2千円 21億5,135万8千円 37.8% 24億9,831万2千円 44.0%
老人保健医療会計 30億5,476万6千円 13億3,646万7千円 43.8% 13億1,705万5千円 43.1%
介護保険会計 27億4,625万9千円 11億9,929万6千円 43.7% 10億4,657万9千円 38.1%
下水道事業会計 20億5,524万6千円 7億6,891万2千円 37.4% 7億4万5千円 34.1%
受託水道事業会計 4億6,683万6千円 1億5,597万1千円 33.4% 1億1,493万6千円 24.6%
合計 140億716万9千円 56億1,200万4千円 40.1% 56億7,692万7千円 40.5%

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