平成25年度下半期財政公表

現在の市の財政状況は、依然として厳しい状態が続いています。

市では毎年5月と11月に財政公表をしています。

一般会計

市税や国都支出金、地方交付税などを収入として、福祉や教育など、行政各分野の支出予定を議会の議決を受け、予算として運用している会計です。
平成25年度は、当初予算額が217億3,000万円で、その後4回の補正予算により、予算総額は226億8,941万6千円となっています。
現在の市の財政状況は、依然として厳しく、市では一層の行政改革に取り組みながら、まちづくりを進めています。

収入・支出済額

歳入の収入済額は、212億84万7千円で収入率は93.4％、昨年の同期と比較し、1.9ポイント高くなっています。このうち市税の収入済額は76億8,774万7千円で、このほか国庫支出金が32億6,980万2千円、都支出金が30億5,554万7千円、地方交付税が26億3,733万8千円などとなっています。
歳出の支出済額は、207億2,675万6千円で支出率は91.3％、昨年の同期と比較し、2.8ポイント高くなっています。

平成25年度一般会計予算の執行状況（歳入）　平成26年3月31日現在

• 平成25年度一般会計予算の執行状況（歳入） （PDF 78.1KB）

平成25年度一般会計予算の執行状況（歳出）　平成26年3月31日現在

• 平成25年度一般会計予算の執行状況（歳出） （PDF 69.0KB）

平成25年度一般会計予算の構成比　予算総額226億8,941万6千円

• 平成25年度一般会計予算の構成比 （PDF 97.8KB）

予算の使いみち

一般会計支出済額（207億2,675万6千円）を1万円に換算すると、目的別の使いみちは次のようになります。

• 予算の使いみち （PDF 186.2KB）

市有財産の状況

財産の状況

土地については、上半期から大きな増減はなく、3月末現在高は537,144.605平方メートルとなりました。
建物については、福東トモダチ公園の管理棟新設などにより、1,397.280平方メートルの増があり、3月末現在高は142,696.760平方メートルとなりました。

基金の状況

基金には、学校施設等整備基金など、施設整備等に充てるための積立基金と、特定事業の運用資金としての運用基金があります。
3月末の基金残高は、財政調整基金の積立てが増えたことなどにより、昨年同期と比べ、総額で約5億9,400万円増加しています。

市有財産の状況　平成26年3月31日現在

区分	内訳	現在高
土地	市庁舎、学校などの敷地	537,144.605平方メートル
建物	市庁舎、学校など（延べ面積）	142,696.760平方メートル
物品	1件50万円以上の自動車等備品	544件
基金	積立基金（財政調整基金）	19億4,292万3千円
基金	積立基金（学校施設等整備基金）	17億5,224万8千円
基金	積立基金（都市施設整備基金）	12億6,105万6千円
基金	積立基金（ふるさと人づくりまちづくり基金）	4億2,687万6千円
基金	積立基金（市営住宅等管理基金）	3億1,412万3千円
基金	積立基金（その他）	13億9,909万6千円
基金	運用基金（国民健康保険高額療養費等資金貸付基金）	600万円
基金	合計	71億232万2千円

市債

市債は、国や都、金融機関などからの借入金です。公共施設の建設や下水道工事など多額の費用がかかる事業を行うとき、市の財源不足や年度間の財源の負担調整、将来にわたり利用できる施設を後世代の市民の皆さんにも負担していただくという趣旨で借り入れる建設事業債のほか、市税や地方交付税など、一般財源の収入不足を補うための臨時財政対策債などがあります。
今後返済する市債の元金は、一般会計で約77億6千万円、下水道事業会計で約49億円となっています。

市債の状況（特別会計を含む）

平成26年3月31日現在高 126億5,786万3千円

事業別

• 下水道
  借入額：48億9,642万1千円
• 臨時財政対策
  借入額：36億2,461万9千円
• 土木
  借入額：23億684万8千円
• 住民税等減税補填
  借入額：7億1,671万2千円
• 公営住宅
  借入額：5億3,934万4千円
• その他
  借入額：5億7,391万9千円

借入先別

• 財務省
  借入額：51億5,147万1千円
• 独立行政法人　郵貯・簡保管理機構
  借入額：34億5,036万6千円
• 地方公共団体金融機構
  借入額：27億1,352万9千円
• 東京都
  借入額：10億5,261万5千円
• 市中金融機関
  借入額：1,090万2千円
• その他
  借入額：2億7,898万円

特別会計

市が特定の事業を行う場合、保険税や使用料など、特定の収入により支出を賄い、一般会計とは区分して経理を行う必要がある会計をいいます。現在、国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計など、4会計があります。

特別会計予算の執行状況　平成26年3月31日現在

区分	予算現額	収入済額	収入率	支出済額	支出率
国民健康保険特別会計	70億9,326万8千円	63億7,957万2千円	89.9%	63億7,922万6千円	89.9%
介護保険特別会計	35億7,047万円	34億5,946万7千円	96.9%	31億9,567万7千円	89.5%
後期高齢者医療特別会計	10億2,573万4千円	10億2,022万9千円	99.5%	9億6,647万7千円	94.2%
下水道事業会計	16億9,056万円	16億1,131万3千円	95.3%	13億8,887万7千円	82.2%
合計	133億8,003万2千円	124億7,058万1千円	93.2%	119億3,025万7千円	89.2%