年頭にあたって（平成23年1月4日号）

「広報ふっさ1月4日号」に掲載した市長の年頭挨拶です。

あけましておめでとうございます。市民の皆様には、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は、世界的な金融危機から、少しずつ回復の兆しが見え始めておりましたが、このところの円高や株価の変動などにより、景気回復に陰りが見え始め、先行きが全く見えない状況となってまいりました。そのような中、明るいニュースもございました。小惑星探査機「はやぶさ」の活躍や、根岸英一さん、鈴木章さんのノーベル化学賞受賞は、私たちを大いに勇気づけてくれました。

さて、福生市は昨年、市制施行40周年を迎え、記念式典を始めとするさまざまな記念事業を行なってまいりました。中でも、第60回を記念して開催された福生七夕まつりは、例年にも増して七夕飾りが華やかだったこともあり、4日間で40万人を超える方々に御来場いただきました。御協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

現在、平成23年度予算を編成中でございますが、重点施策といたしまして、まず、「牛浜駅自由通路整備事業」の実施設計が3月までに完了し、自由通路の整備工事を予定しております。この事業は、誰にも優しいバリアフリーの柱となるものでございますので、継続して計画通りに実施してまいります。

また、福生市のイメージ向上と独自ブランドの創造を、シティセールス事業として推進する計画で、具体的には、電動アシスト自転車と電気自動車によるまちづくりの実証実験である「次世代モビリティ活用モデル事業」、「ロケ支援・福生ドッグブランド構築事業」などを予定しております。

この一年の皆様の御健康と御多幸を心からお祈りいたしますとともに、市政への一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。