復興を願う（平成23年6月1日号）

「広報ふっさ6月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

3月11日の東日本大震災の発生を受け、第61回福生七夕まつりの開催については、市民が中心となった実行委員会で検討されてきました。

東北・仙台の七夕を起源とする福生の七夕まつり。懸命の復興作業が続けられている被災地に、仙台に向けてできることはないかと議論を重ねた結果、自粛をするのではなく、通常通り開催することで、福の生まれるまちから元気を届けよう、七夕を通じて復興への願いを伝えようと、今回、開催の決定に至りました。

実行委員会では、現在の電力事情に十分配慮し、節電を徹底した、地球にやさしい“エコ”な七夕まつりの実現を目指していきます。どうか趣旨をご理解いただき、暑い夏を冷房の効いた部屋で過ごすのではなく、ぜひ、福生の七夕まつりへお出かけください。