肩の力を抜いて(平成21年3月1日号)

 

ページ番号1000922  更新日 平成28年8月9日 印刷 

「広報ふっさ3月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

写真:環境マネジメントシステム(LAS-E)市民監査にて
環境マネジメントシステム(LAS-E)市民監査にて

先日、東京都庁で開催された自殺総合対策東京会議に委員として出席いたしました。

平成19年の我が国の自殺者は3万3,093人を数え、10年連続で3万人を超えており、自殺率は先進国の中でも非常に高くなっています。

会議では自殺防止に向けて、さまざまな分野の方達が、それぞれの専門の立場からの意見や情報の交換を行なっています。世の中がこのように厳しい状況になって来ますと、さらに自殺者は増加するのではと危惧されているところです。
まだ人間として未熟な私の所感ですが、人間にはどんなに努力しても万事が裏目に出る時が、一生のうち幾度かあります。

その時大切な事は、人生を生きる以上避けられぬ苦痛(病気や人間関係)を、自分だけが味わっていると思わない事。こうした苦痛や不快感は、万人にとって量の違いはあるとしても共通だと思う事。そして、自分に向かって「ガンバロー」と言うのは止めて、肩の力を抜いて自然体で、この「迷い」の時代を生きて行けば良いのではないでしょうか。

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