お天道様(平成21年2月1日号)

 

ページ番号1000923  更新日 平成28年8月9日 印刷 

「広報ふっさ2月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

写真:新春ウォーキングする市長
新春ウォーキングにて

若い方達には聞きなれない言葉でしょう。太陽のことで「おてんとうさま」と読みます。
私も忘れていたのですが、最近、陶芸家の岡野法世先生とお話をさせていただいた折に、ふと思い出した言葉です。子どもの頃に祖母から「お天道様が見ているよ。」「お天道様に申し訳がない。」等とよく言い聞かされたものです。

岡野先生は最初の窯を市内に作られた、福生にゆかりのある方ですが、その作品の生涯のテーマが太陽だそうです。先生はご自身の半生を「私は家族を含め、周囲の人に恵まれた。好きな仕事を50年やって来られてラッキーです。」と語られます。

その発想は常に前向きで、作品を生み出す時の不眠不休の苦労や、生活苦の時代等を明るく当然のようにお話しされます。
先生のその純粋さと一途さを、お天道様が見守っていてくれたからこそ、周囲の方々も心を動かされたのであろうと感じた次第です。
岡野先生の作品は市庁舎の1階に現在展示中です。ぜひご覧ください。

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