民生委員・児童委員さん（平成21年5月1日号）

「広報ふっさ5月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

若葉の緑が鮮やかです。市役所でも新人を迎え、気分を一新して公務に取り組んでいます。

さて、今回は地域福祉を担っていただいている、民生委員・児童委員さんのお話です。現在福生市では51名の方が活躍されており、担当地域を受け持ち、継続して包括的に、住民の立場で活動されております。福祉行政が大きく変化する中、幅広い分野でお世話になっています。介護保険が始まってからは、お年寄りの実態調査や、見守り支援にご尽力いただきました。加えて自立支援など、障害福祉から、生活福祉、児童福祉までお願いしています。

その長年にわたる誠意と愛情に満ちた福祉活動が認められて、昨年、厚生労働大臣から表彰されました。本当に委員さんには助けられています。皆さん正にボランティアとしての活躍です。最近では業務の多さや内容の複雑さから、委員を受けていただくことが難しくなってきました。しかし高齢社会における地域福祉をしっかり進めるには、地域を把握していて、住民の信頼厚い委員さんの存在が不可欠です。
どうぞ委員さんへのご理解、ご協力をお願いいたします。みんなの支え合いで、より良い地域社会にしたいものです。