ごみ減量web展示―プラスチックごみ削減編―

 

ページ番号1011907  更新日 令和5年4月26日 印刷 

プラスチックごみ削減についての取組みを紹介します。

プラスチックごみ削減 ーわたしたちにできることー

便利なプラスチック ポイ捨てされると…

プラスチック

プラスチックは、非常に便利な素材です。軽くて丈夫で密閉性も高いため、私たちの生活のあらゆる場面で使われています。
しかし、大量生産・大量消費されたプラスチックがポイ捨てされてしまうと、川などを通じて海へ流れ出て、海岸に漂着するなどの海洋プラスチックとなります。
海に漂うプラスチックごみのほとんどが、陸で発生したプラスチックごみです。この海洋プラスチックが、鳥や海の生き物に影響を及ぼしており、このままでは2050年までに魚の量を上回ると予測されています。

プラスチックのリデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再生利用)と、適正処理を進めていくことが重要です。

日本のプラスチックごみの現状

・1人当たりのワンウェイプラスチック*の容器包装廃棄量世界2位(国連環境計画 2018年)
・単純焼却や埋立てされた、未利用の廃プラスチック142万トン(一社 プラスチック循環利用協会 2018年)
・日本からの廃プラスチックの輸出量101万トン(財務省貿易統計 2018年)

※ワンウェイプラスチックとは、一度使用した後にその役目を終えるプラスチックのこと。使い捨てプラスチック。

プラスチックの資源循環の推進が、喫緊の課題です!

プラスチックごみを減らすための主な目標

【国の目標】
プラスチック資源循環戦略(令和元年5月策定)
〈リデュース〉
・2030年までにワンウェイプラスチックを累積25%排出抑制
〈リユース・リサイクル〉
・2025年までにリユース・リサイクル可能なデザインに
・2030年までに容器包装の6割をリユース・リサイクル
・2035年までに使用済みプラスチックを100%リユース・リサイクル等により有効利用
〈再生利用・バイオマスプラスチック〉
・2030年までにバイオマスプラスチック*を約200万トン導入
※バイオマスプラスチックとは、原料として植物などの再生可能な有機原料を使用するプラスチック素材のこと。
【東京都の目標】
ゼロエミッション東京戦略(令和元年12月策定)
<現状>
2017年度時点で、都内の家庭と大規模オフィスビルから排出される廃プラスチック80万トンのうち、約70万トンが焼却
<目標>
2030年までに、家庭と大規模オフィスビルから排出されれる廃プラスチックの焼却量を40%削減(2017年比)

プラスチックごみ削減のためにわたしたちにできること

プラスチックごみを削減するために、私たちが身近にできることは、ポイ捨てをしないことや正しく分別すること、プラスチックごみをできるだけ発生させないこと等です。

普段の生活から3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識して、環境にやさしい暮らしを心掛けましょう!

3R運動の実施

【Reduce(リデュース)…ごみを出さない】
・使い捨てではなく詰め替え商品を購入する
・容器包装の少ない商品を購入する
・ストローやスプーンなど使い捨てプラスチックを利用しない
・マイバッグやマイボトルを利用する
【Reuse(リユース)…繰り返し使う】
・使える物をすぐに捨てず、修理や部品交換で長く使う
・まだ使えるが、不要になってしまったものはフリーマーケットに出したり、必要としている他の人に譲る
【Recycle(リサイクル)…ごみを分別して資源として再生利用する】
・資源として再び活用できるように、ごみは正しく分別して出す
・資源回収など、リサイクルを進める地域の活動に参加する
・暮らしの中に再生利用品を取り入れる

福生市でのプラスチックごみの分別

福生市ではプラスチックを、容器包装プラスチック、プラスチックボトル、硬質プラスチックに分けて収集を行っています。

分別

?分別クイズ?

次の1から3は、どの分別区分で出しますか?(※答えはこのページの一番下にあります。)

1 市販のプラスチック製のシャンプーボトル
2 家電を包装していた発泡スチロール
3 取っ手が壊れて不要になったプラスチック製のバケツ

【分別区分】
容器包装プラスチック・硬質プラスチック・プラスチックボトル・ペットボトル

プラスチック


プラスチックごみ削減への福生市の取組

(1)統一美化キャンペーンの実施

毎年5月30日(ごみゼロの日)を中心とした前後の期間に、ごみの散乱防止、地域環境美化の意識高揚及び不法投棄等防止対策として、統一美化キャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間中に、町内清掃・地域清掃などを実施される団体にボランティア袋等を配布しています。

(2)再生プラスチックやバイオマスプラスチック使用製品の活用

・市内で配布している不法投棄禁止の警告看板は、再生プラスチックを使用しています。(令和2年度作成分から)
・市内の道路や公園等、公共用地を清掃して出たごみに対して無料で交付しているボランティア袋は、サトウキビ由来の原料を使用したバイオマスプラスチックを使用しています。

再生プラスチック使用看板
再生プラスチック使用の不法投棄禁止看板
ボランティア袋
バイオマスプラスチック10%使用のボランティア袋
バイオマスマーク
バイオマスマーク(バイオマスプラスチックを10%配合)

(3)ふっさ情報アプリ「ふくナビ」の提供

「ふくナビ」をダウンロードすることで、収集日カレンダーの表示やごみの出し忘れ防止アラーム設定、ごみ・資源の出し方簡易検索など、気になったときにいつでもスマートフォンで確認できます。

ぜひ、ごみ・資源の適切な分別排出のためご活用ください!



?分別クイズ?の答え

1 プラスチックボトル  2 容器包装プラスチック  3 硬質プラスチック
(シャンプーのノズルは容器包装プラスチックです。)

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このページに関するお問い合わせ

生活環境部 ごみ減量対策課 ごみ減量対策係
〒197-8501 東京都福生市本町5
電話:042-551-1731