年頭にあたって（平成27年1月4日号）

「広報ふっさ1月4日号」に掲載した市長の年頭挨拶です。

新年あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、新春を晴れやかに、また清々しくお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は、子育て世代の定住化対策などの諸課題に対応するため、住宅、福祉保健、教育、生活安全、産業観光といった新たな5つのジャンル・いわゆる新5G施策の推進を掲げ、さまざまな事業に取り組んでまいりました。

ファミリー世帯向け住宅建替促進のための既存住宅除却費助成事業、女性スタッフによる乳がん・子宮頸がんの集団検診、一部小・中学校でのタブレット学習の試験的導入、市道の街路灯のLED化、悪徳商法被害防止啓発の「たっけー☆☆トレイン」の運行など、住環境の向上はもちろん、福生市の住みやすさ、魅力を広く知ってもらうための情報発信も積極的に行いました。

そして、第4期基本計画の後半が始まる本年は、福生市の未来に向けて大きく動き出す年であると考えております。
新5G施策の更なる充実を図り、病児保育の実施や、英語教育の推進を図るための「英語教育推進計画」策定など、さまざまな施策を積極的かつ着実に展開していきます。

さらに、施設整備では、平常時は、市内小・中学校へ学校給食を提供するほか、食育を推進する施設として活用し、災害発生時においては、避難所、応急給食の実施、災害備蓄庫などの総合的機能を備えた「災害時対応施設」の防災食育センター建設を、平成29年9月の稼働に向けて進めてまいります。

本年も、誰もが未来に夢を持つことができ、ずっとこのまちに住み続けたいと思っていただけるような福生市を築いて行くため、全力を尽くして「このまちが好き 夢かなうまち 福生」の実現に向けたまちづくりを進めてまいります。

結びに、この一年の皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたしますとともに、市政への一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。