自信を持って(平成27年12月1日号)

 

ページ番号1000853  更新日 平成28年8月9日 印刷 

「広報ふっさ12月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

今年も職員採用試験の季節になりました。私が試験に関わるのは、第四次の最終面接です。「公務員として市民のために働きたい。」という気概にあふれた若者と接するので、こちらも一生懸命です。一生を左右することなので当然ですが、緊張し過ぎて普段の実力を出し切れない人も少なからず見受けられます。心の中で「頑張れ。」と念じながら、しかしそれもその人の実力のうちと、公平に採点しています。

「市長は大勢の人の前で話す機会が多いので、緊張してあがることはないのでは。」とよく聞かれます。答えは「毎回緊張し、不安です。」といったところでしょうか。

ただ、スポーツをやっていたお陰で、セルフコントロールの仕方は少しだけ心得ているつもりです。昔から一流スポーツ選手は自分の感情を状況に応じて高揚させたり、抑制することが自在にできると言われ、試合後のインタビューで「体が勝手に動いた。」等のコメントをよく聞きます。こういったアスリートたちは試合前に自分への語りかけをしているようです。「成功する」「合格する」「絶対やり遂げられる」等々、自分の心をポジティブ思考で満たし、集中力を高めるように自己暗示をかけているそうです。

先日市民会館で開催した青少年の意見発表大会では、市内の中高生が緊張感を克服し、約200人もの観客の前で堂々と素晴らしい内容の意見を披露してくれました。

面接に発表会に、若い人たちが見せてくれたその頑張りに勇気づけられ、やる気をもらえました。感謝です。

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