記憶(平成22年11月1日号)

 

ページ番号1000905  更新日 平成28年8月9日 印刷 

「広報ふっさ11月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

写真:防犯フェスティバルでの市長
防犯フェスティバルにて

体育の秋、公務の合間に、市内各小学校の運動会を覗かせてもらいました。どの学校も、保護者や関係者で盛況でした。その応援の中、集中した眼で動き回る児童たちは、本当に輝いて見えました。その眩しさに思わず、私自身の小学生時代の記憶のフラッシュバックが起きたほどでした。

私の母校は第一小学校、在学していたのは昭和30年代後半です。校舎がまだ木造で講堂との間に中庭があり、そこで仲間たちと三角ベースの野球をしたこと。3年生位までは弁当持参、その後はコッペパンに脱脂粉乳の給食が始まり、病気等で休んだ子には近所の子がパンを届けていたこと。暖房はダルマストーブ一つ、石炭当番があり、冬の寒い時期は、そのストーブの周りに弁当を置いて温めたりしたこと。プールがなかったので、先生の引率で多摩川にクラス単位で泳ぎに行ったこと。さまざまなことを思い出しました。

夕方校庭で遊んでいると、小型飛行機からチラシがまかれ、それをどこまでも追いかけて行ったり、高度経済成長が正に始まろうとしていた時期でした。貧しいながらも社会全体に居心地の良さが残っていた当時のことを、懐かしく思い出しました。

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