市内公共施設のアスベスト(石綿)の対応について(中間報告)

 

ページ番号1002130  更新日 平成28年7月29日 印刷 

市内公共施設の、その後の状況をお知らせします。(2005年11月1日現在の内容です)

これまでのアスベスト問題の経過について

アスベストは、建築資材、電気製品、自動車等さまざまな製品に使われてきました。しかし、アスベストを吸い込むと肺がんや悪性中皮種などをひきおこすことがわかりました。
国は昭和50年特定化学物質等障害予防規則を改正し、アスベスト含有率5%以上の使用禁止(白アスベストは対象外)を行いましたが、平成7年には同規則を改定し、アスベスト含有率を5%以上禁止から1%以上禁止と規制を強化しました。
市では昭和62年に市有施設を対象とした吹きつけアスベスト使用状況調査を実施し、対象施設については、撤去工事や飛散防止のための囲い込み工事を実施しました。

今回の調査は

平成17年6月、事業場の労働被害事例が公表され、一部の従事者だけでなく、その家族や工場周辺の住民への影響が明らかになりました。市は、このような事態を受け、公共施設のアスベスト使用状況調査を実施しました。
調査は専門業者に委託し、設計図面と目視により、吹きつけロックウールなどを対象としました。

調査の状況と対策

その結果、福生第一小学校新校舎階段裏、第三小学校校舎屋上機械室で建材に使用されている商品名からアスベストの含有が確認されました。アスベストの含有が確認された2施設については、飛散の可能性はないとの調査結果ですが、今後、除去等の対策を行います。
アスベストの含有の有無が不明のため、分析検査を行っている施設は、プチギャラリー、市営西口立体駐車場、中央図書館おはなし室、加美平球場倉庫と小学校5か所です。
含有が不明の施設については、分析検査の結果を受けて対策を講じます。なお、中央図書館のおはなし室と加美平球場倉庫については、当分の間、使用を中止し、学校ではビニールで被う措置をしています。

公共施設の改修工事について

現在、市民会館の改修工事を行っていますが、アスベストの飛散については万全な対策を講じています。また、今後、予定されている中央体育館の耐震工事、新庁舎建設に伴う既存施設の解体工事につきましても、飛散防止の対策を行います。
市では市民の皆さんの健康と安全を守る立場から、今後もアスベストの飛散防止に努めます。

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