福が生まれるところ(平成25年6月1日号)

 

ページ番号1000880  更新日 平成28年8月9日 印刷 

「広報ふっさ6月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

写真:第22回ふっさ輝きフェスティバルでの市長
第22回ふっさ輝きフェスティバルにて

新年度が始まって早2か月。気持ちも新たに明るい展望を描きつつ「オール福生」で諸事業に臨んでいきたいと思っています。

以前このコラムで、お茶会にうかがって「一期一会」の理念を学ばせていただいたと書きましたが、今回別の言葉を学んできました。

あいにくの雨模様の中、福庵にお邪魔すると、和服姿の女性で大賑わいでした。近ごろは遠く市外の方からもご利用いただいていると聞いています。そこでご教示を受けた言葉が
「福生於無為」です。

福生という言葉が入っているので、とても印象的です。読み方は「福は無為に生ず」。紀元前2世紀ごろの中国で、淮南王劉安(わいなんおうりゅうあん)が学者を集めて編纂を命じた思想書『淮南子(えなんじ)』の中の一文です。意味は「幸福というものは心の持ち方で、淡白で無欲のところに生まれる」ということだそうです。

お茶席という場での、所作や「和敬静寂」の空間の中で学ばせていただいたのですが、さまざまなことを学ばせてくれる市の名前である「福生」に、改めて感謝していきたいと感じました。

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