平成23年3月の市長公務日誌

平成23年3月の市長の公務のうち、主なものを掲載しています。

3月11日（金曜日）東日本大震災

平成23年3月11日午後2時46分に三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、東北・関東地方各地に大きな被害をもたらしました。
福生市では地震発生直後に緊急対策会議を開催し、市内の被害状況を確認。市内ではけが人等の報告はありませんでした。現在も安全対策を行うとともに、被災地への支援対策を続けています。

（市長メッセージ）
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
さまざまな報道で、津波により多くの市町村が一瞬にして甚大な被害を受けたこと、また、時間の経過と共に、未曾有の被害の悲惨な状況も明らかになってきています。
市政を預かる者の一人として、市民が安全・安心に地域でお暮らしいただけることが、最大の責務と考えており、この度の悲報に接し、お伝えする言葉も見当たりません。
まさに今、国難の真っ只中と認識し、福生市としても被災者、被災地域の支援協力に、全力で取り組みたいと思っています。市民の皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

3月18日（金曜日）東京都市長会災害義援金募金活動開始

東日本大震災からの一日も早い復旧を願い、支援協力のひとつとして、市内各公共施設に募金箱を設置し、1,200万円を目標金額に、「東京都市長会災害義援金」の募金活動を開始しました。
この義援金の受付期間は平成23年4月30日までで、全国市長会を通じて被災地に送る予定です。

駅頭募金活動

3月30日から4月1日までの3日間、市職員がJR福生駅・牛浜駅で駅頭募金活動を行いました。
沢山の方々が忙しい足を止め、募金に協力してくださいました。心から感謝いたします。（3日間の募金総額719,983円）
募金活動に参加し多くの方々と接し、日本中が今回の震災の被害にどれだけ心を痛めているか、被災地の復興をどれだけ強く願っているかを改めて感じました。
福生市では、これからも積極的に募金活動に取り組んで行きたいと考えております。

3月28日（月曜日）救援物資輸送の出発式（市役所前）

少しでも被災地のお役に立てればと、東京都を通じて宮城県へ救援物資を送ることになりました。
福生市からの提供物資は、ブルーシート360枚、和式簡易トイレ60セット、食糧品（乾パン約2,000食・アルファ米2,000食・乾燥おかゆ2,000食・3日間食糧セット約3,000食）です。

他にも、ふっさボランティア・市民活動センターの窓口に、市民の皆様からご提供いただいた物資も、東京都を通じて被災地へ届けられます。皆様の温かいご支援、ご協力に感謝します。