聖火リレー（令和3年9月1日号）

「広報ふっさ9月1日号」に掲載した市長の全力投球です。

　東京2020オリンピック競技大会が8月8日に幕を閉じました。

　聖火リレーの代わりとなる点火セレモニーを行い、アスリートたちの活躍を応援しているうちに、あっという間に時は過ぎてしまいました。

　そして8月20日に行ったパラリンピック聖火リレー採火式。採火方法に各自治体が趣向を凝らし、市では「福生七夕まつり」の要素を取り入れ、市内障害者施設の利用者等の願い事が書かれた短冊に火を灯し、その火を「福生市の火」として聖火へとつなぎました。

　本来ならば、障害者の方々にも採火式に参加していただき、アスリートの活躍を祈ってエールを送り、パラリンピックに参加しているという一体感を味わって欲しいと思っていました。しかし、コロナ禍の中、オリンピックの点火セレモニーに続き、無観客での実施となりました。

　昭和39年の東京オリンピックの際、まだ小学生だった自分が多くの群衆の中から見守った、市内を走る聖火リレーとは随分と違うものになってしまいました。

　それでも、この聖火に込められた願いが未来へとつながっていくことを願います。