市議会が「東京都福生市内に落下したパラシュートについて」の抗議文を在日米軍、在日米軍横田基地、外務省及び防衛省に送付(令和7年12月12日)

 

ページ番号1020804  更新日 令和7年12月12日 印刷 

 福生市議会では、令和7年12月12日、東京都福生市内に落下したパラシュートについての抗議文を、在日米軍兼第5空軍司令官、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、外務大臣、防衛大臣、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長に対し送付しました。

 

 東京都福生市内に落下したパラシュートについて(抗議) ※在日米軍宛ての内容

 令和7年11月20日、福生市内の熊川児童館敷地内及び屋上に、米軍の主降下傘及び誘導傘(パイロットシュート)が落下する事故が発生した。

 横田基地では、平成30年4月に羽村市内にパラシュートの落下、令和2年7月に立川市内で発生したパラシュートの落下及び福生市内で発生したフィンの落下、本年11月18日に羽村市内で発生した場外降着及びパラシュートの一部の落下と、一歩間違えば人命に関わる重大な事故が立て続けに発生している。このことは、周辺住民の不安を増幅させ、日常の生活環境を脅かす事態である。

 横田基地においては人員降下訓練が度々行われており、基地運用の安全対策を徹底するよう再三要請しているにもかかわらず、主降下傘及び誘導傘(パイロットシュート)の落下事故が発生した。原因究明と再発防止策を講ずるまでは、同様の訓練は行わないことを再三要請してきた中で、本年11月18日に発生した場外降着について徹底した点検を実施し、パラシュート降下運用の安全性について確信が得られたため訓練を再開するとしたその当日に、子どもたちが集う児童館の敷地内で発生した、人命に関わりかねない大変重大な事故であり、また、事故発生に関する情報が米軍側から一切提供されないまま秘匿されていたこと及び許可なく市公共施設の敷地内に侵入していたことは、極めて遺憾であり強く抗議する。

 貴職においては、この状況を重大なことと認識されパラシュート落下の原因究明と安全対策、全ての訓練に関する安全教育の更なる徹底を図ることはもちろん、実効性のある再発防止策を講ずるまでは、同様の訓練の中止を求める。

 基地運用に関して、迅速かつ正確な情報提供を行い、安全対策の徹底を図ることを強く要請する。

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