ハチについて
ハチの巣ができてしまった時の対応について掲載しています。
ハチとの共生について
気温が高くなるにつれ、虫の活動が活発になります。どんな虫も地球生命の循環の大切な役割を担っています。自然との共生の立場から、上手に付き合っていきたいものです。
日常生活で特に支障のない場所に巣がある場合などは、むやみに駆除する必要はありません。手の届く範囲にできてしまったらミツバチ、アシナガバチなら自分で駆除できます。しかし、スズメバチなどの毒性の強い蜂が生活圏内にできた場合は、自分で駆除せず専門の駆除業者に依頼してください。
ハチの種類と対応
スズメバチ
性質
攻撃性・毒性ともに強く、巣に近づいただけで攻撃してくる場合があります。
対応
自宅や敷地内で巣を見つけたら、駆除業者へ対応を依頼してください。万一さされた場合は、よく水で洗い、抗ヒスタミン軟こうを塗り、早急に医師の治療を受けてください。
- 巣は1年限りの使用ですので翌年使われることはありません。
アシナガバチ
性質
攻撃性・毒性は中くらいですが、巣に刺激を与えたりハチに触ったりすると、攻撃してくる場合があります。
対応
必ずしも駆除する必要性はありません。市販の殺虫スプレーを使って自主的に駆除もできます。夜、涼しくなってから行ってください。もしくは専門の業者に処理を依頼してください。
- 巣は1年限りの使用ですので翌年使われることはありません。
- 毛虫などの害虫を食べる益虫です。できるだけ保護しましょう。
ミツバチ
性質
攻撃性・毒性ともに強くありません。ただし巣を壊したり直接触ったりすると攻撃してくる場合があります。
対応
ふつう人家に巣を作ることはほとんどありません。ミツバチを大量に見かけたときは『巣別れ』である場合が多いので、そっとしておき様子を見てください。生活に支障のある場合や人家に巣ができてしまった場合は専門の業者に相談をしてください。
巣別れについて
春や夏に新しい女王蜂が誕生したとき、今までの女王蜂と働き蜂が古い巣を譲り渡して新しい巣を作るために巣から飛び立ちます。巣を作る場所を探す間、木の枝などに集団で「蜂球」を作ることがありますが(写真参考)、数時間から数日で移動します。
ハチ刺されてしまった場合に気をつけること
ハチに刺された時に起こる主な被害は、激痛と腫れですが、最も注意しなければならないのは、毒に対する過剰なアレルギー反応によるショック症状(アナフィラキシーショック)です。
- 代表的な症状
吐き気、むくみ、血圧降下、呼吸困難、意識消失
刺されてしまったら、速やかに医師に相談してください。
繰り返し刺されると発症の危険性が高まりますので、刺されたことのある方は特にお気を付けください。
なお、下記のページにアナフィラキシーについて記載されておりますので、ご覧ください。
より良いウェブサイトにするためにアンケートを行っています
このページに関するお問い合わせ
生活環境部 環境政策課 環境政策係
〒197-8501 東京都福生市本町5
電話:042-551-1718