平和への想い(平成29年2月1日号)

 

ページ番号1006071  更新日 平成29年2月1日 印刷 

「広報ふっさ2月1日号」に掲載した市長の全力投球です。

キャロライン・ケネディ前駐日米国大使が日本を離れるにあたり、日本国民へのメッセージを残してくれました。そこには沢山の感謝の言葉と平和への想いがあふれていました。
ケネディ前大使が就任したのは平成25年11月。父親が第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディということで、大変話題になりました。ケネディ元大統領といえば、誰もが「ダラスの悲劇」と呼ばれる暗殺事件を思い出すでしょう。50年以上も前の出来事ですが、私の胸にも強く印象に残っています。
ケネディ前大使にはレセプション等で何度かお会いする機会に恵まれましたが、そこにいるだけでそのお人柄が伝わってくるような優しく温かい方でした。そのお人柄は、子どものころに父親を衝撃的な形で亡くした悲しみを乗り越えたからこそのもので、それ故に強い平和への想いと信念を持って、ヒロシマへの米大統領訪問などを実現させることができたのだと思っています。
世界中の多くの国が自国の利益を優先し、それ故に多くの問題や悲劇が起こっています。今こそ、相手のことを思い、優しさという強さを持って、平和に向けて行動していかなくてはならないと考えています。

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