アメリカオニアザミについて

アメリカオニアザミは、生態系被害防止外来種に指定され、繁殖力の強い外来の植物です。葉や茎などに固く鋭いトゲを持ち、触れると痛みを伴いますのでご注意ください。

アメリカオニアザミにご注意ください

近年、福生市内で外来の植物である「アメリカオニアザミ」が目撃されています。
この植物はヨーロッパ原産のキク科の植物で、環境省の生態系被害防止外来種リストのその他の総合対策外来種に指定されています。
また、繁殖力が非常に強く、葉や茎などの様々な部分に鋭いトゲを持つため、安易に触ると危険ですのでご注意ください。

アメリカオニアザミを見つけたら

自宅の庭や自己所有の敷地等にアメリカオニアザミが生育していた場合は、次の「駆除の方法」を参考に駆除のご協力をお願いします。
なお、在来種（ノアザミなど）と類似していますので、ご注意ください。

	ノアザミ	アメリカオニアザミ
開花時期	4月から7月	7月から9月
葉のトゲ	葉の縁のみ	葉の縁のほか、表面にも密生
花のつき方	茎の先に花を1つだけつける（上向き）	茎の先に花を複数つける（横向きか上向き）

 

駆除の方法

（1）花が咲く前の駆除が効果的です。

（2）鋭いトゲがあるため、皮手袋や厚手のゴム手袋を着用し、草刈鎌等使用して刈り取るか、スコップ等を使って周りの土ごと掘り返してください。

（3）花が咲いている時に駆除した場合は、そのまま放置すると種子が飛散し被害が大きくなる恐れがありますので、駆除後はそのまま放置せず、速やかに透明・半透明の袋に入れて、燃やせるごみ（※）として処分してください。

（※）燃やせるごみとして処分する際、トゲが袋を突き破り、収集作業員がケガをする可能性があります。
新聞紙などでくるむ、袋に「トゲ注意」の表示をするなど、ご配慮ください。