INTERVIEW職員紹介 02
I.
2018年度入庁
市民部 総合窓口課
学生時代より公務員を志望しており、福生市役所のインターンシップに参加した際には、市民の方のお宅への訪問やまちのご案内、事務作業などを経験。市民の方々と直接関わることのできる市役所の仕事の魅力を改めて体感した。福生市役所の庁舎の綺麗さや、働く職員たちのあたたかい雰囲気に魅力を感じ、「ここなら自分らしく仕事ができる」と確信し、入庁に至る。
私は総合窓口課という部署で、日々の市民の方々の生活に密着した幅広い手続きやご相談に対応しています。私の主な業務は戸籍関係で、具体的には、市民の方から提出された出生届、死亡届、婚姻届、離婚届などの書類に基づき、戸籍謄本や戸籍抄本などを作成。これらの書類は、市民の方の身分を証明する重要な書類でもあるため、作業をする際には常に細心の注意を払い、複数人でダブルチェックを行うなど、ミスがないよう徹底しています。
また、戸籍関係以外には、窓口業務全般のサポートも行っています。具体的には、転入・転出届の受付や処理、住民票の発行、印鑑登録、マイナンバーカードの交付・更新などに関するものです。特に近年はマイナンバーカード関連の問い合わせや手続きが増加しており、関連する法律や制度の変更にも迅速に対応していく必要があるため、常に最新の情報を収集し、知識をアップデートしていく努力を欠かさないようにしています。
市役所の窓口業務は、一言で表すなら、市民の方々の“人生の節目”に寄り添う仕事と言えます。新しい命の誕生を祝う出生届、人生の最期を記録する死亡届、新たな門出を彩る婚姻届など。その一つ一つにドラマがあり、そのお手伝いができることに、私は大きなやりがいを感じています。また、転入・転出、住民票の発行など、日常生活における手続きも、市民の方にとっては重要な出来事。スムーズな手続きで目の前の方の不安を解消でき、「ありがとう」の言葉をいただけた時には、この仕事の意義を改めて実感します。
一見、単純作業の繰り返しのように思われがちな窓口業務ですが、法律や制度の改正、新しいサービスの導入など、常に変化していく仕事であるため、成長実感を得られるチャンスは多いです。また、それぞれの分野で業務が独立しているように見えても、実は相互に関連している部分も多くあります。だからこそ、様々な業務を通じて広い視野と深い知識を得ることができますし、そうした学びや成長も、この仕事のやりがいの一つではないでしょうか。
市役所で働く上では、ただ与えられた仕事をこなすだけでなく、「より効率的に業務を進めるためにはどうすれば良いか」「市民の方々のために何ができるか」を常に考えられることが大切だと思っています。また、市民の方と接する機会もあるため、相手の立場に立って親身に話を聞き、丁寧に対応できるかも重要です。もしも「市役所職員の仕事に興味がある」という方は、市役所の開庁時間に窓口の様子を一度見学してみるのも良いのではないでしょうか。業務面だけでなく、そのまちや庁舎の雰囲気なども含めて、ぜひ自分が働きやすい環境かどうかを見極めてみてください。