横田基地における人員降下訓練の実施について（平成30年4月19・20日）

防衛省（北関東防衛局）から、次のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。

北関東防衛局からの情報提供内容

平成30年4月24日付け情報

先週4月19日、20日に事前の通報が無く実施された人員降下訓練につきまして、4月24日、北関東防衛局企画部長が横田基地広報部副部長に面会し、人員降下訓練の実施に当たっては、事前に当局に対して速やかな情報提供を行うよう配慮されたい旨要請したところ、次のような口頭説明があったとの情報があったので、お知らせします。

【広報部副部長からの口頭説明】
今回、事前の情報提供が行われなかったことは故意ではなく、米軍が行っている訓練に係る事前通報は、急遽決まったことや、軽微なものについては対応が困難な場合があることをご理解願いたい。いずれにしても、米軍としては地域への影響を鑑み、引き続き速やかな情報提供に努めてまいります。

平成30年4月20日付け情報

日程

• 平成30年4月19日（木曜日）及び4月20日（金曜日）午前中

内容

• 横田基地所属のC－130J輸送機により実施
• 延べ降下人数は、各回数名程度

北関東防衛局における対応

• 北関東防衛局から米軍に対し、訓練の実施に当たっては、速やかな情報提供を強く申し入れるとともに、日米合同委員会合意の遵守に努め、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れた。米軍としても、引き続き速やかな情報提供に努める旨説明がなされた。

要請（平成30年4月20日）

横田基地周辺市町基地対策連絡会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対して、平成30年4月20日に口頭要請を行いました。

本日、4月19日に横田基地において人員降下訓練が行われたとの情報を得たことから、北関東防衛局に事実確認を行ったところ、4月19日及び20日に人員降下訓練が実施されたとの回答があった。
横田基地周辺市町基地対策連絡会では、4月9日から同月13日までの間に実施された人員降下訓練の情報が訓練開始当日の4月9日に連絡会構成市町に提供されたことを受けて、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対して、「今後、このようなことがないよう、訓練情報の早期提供を徹底すること」などの要請を行ったところであるが、今回、事前の情報提供が行われずに訓練が実施されたことは、周辺住民の不信感の増大につながりかねないものである。
ついては、今後、このようなことがないよう、改めて、次のとおり口頭要請する。

• 訓練を実施する際には、事前の情報提供を行うことを徹底すること。
• 徹底した安全対策を講ずること。
• 今回、事前の情報提供が行われなかった経過を明らかにするとともに、再発防止策を講ずること。