横田基地における演習の実施等について(令和7年10月14日-10月24日)
防衛省(北関東防衛局)から情報提供がありましたので、お知らせします。
北関東防衛局からの情報提供内容
令和7年10月10日付け情報
演習の名称
ビバリー・モーニング 26-01
実施期間
令和7年10月14日(火)~同年10月24日(金)(土日を含む24時間体制)
目的
・地域における航空機運用の即応態勢の確認
・横田基地の全体的な即応態勢の確認
内容等
〇航空機の運用について
・演習の要件を満たすために24時間体制で運用されることがある。
・CV-22の参加予定はない。
〇PAS、GBS及び煙幕等の使用について
・PAS:10月14日から10月24日まで、1日に数回使用する。通常運用時間(午前6時~午後10時)外に使用する可能性がある。
・GBS及び煙幕:使用する予定はない。
その他
・演習期間全体を通じて、全てのゲートで1日あたり最大約60分間のゲート閉鎖があるが、全てのゲートが同時に閉まるものではない。
・人員降下訓練を実施する予定はない。
・10月19日から10月25日までの一部訓練において陸上自衛隊第1師団が参加予定。(移動日を含む)
・演習等の予定は、運用状況によって変更となる場合がある。
・演習終了の通報を行う予定。
北関東防衛局における対応
北関東防衛局から米軍に対し、当該演習の実施に当たっては、安全対策に万全を期すとともに、日米合同委員会合意を遵守し、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう配慮を申し入れた。
要請(令和7年10月10日)
横田基地周辺市町基地対策連絡会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長に対して、令和7年10月10日に口頭要請を行いました。
令和7年10月10日(金)に防衛省北関東防衛局から「令和7年10月14日(火)から同年10月24日(金)までの横田基地における演習の実施等について、24時間体制で行い、航空機の運用や、PASを使用する場合がある。PASについては1日に数回使用し、通常の運用時間(午前6時から午後10時まで)外に使用する可能性がある。この他、演習期間全体を通じて、全てのゲートで1日あたり最大約60分間のゲート閉鎖があるが、全てのゲートが同時に閉まるものではない。一部訓練において陸上自衛隊が参加予定」との情報提供を受けた。
従前より、当連絡会からは、土曜日、日曜日、日本の祝日等において、航空機の飛行等による騒音を発生させないことや、通常の運用時間帯以外での訓練を極力実施しないことを求めてきた。
夜間早朝における航空機の運用やPASの使用による騒音は、健康被害や不安の増大につながるとともに、横田基地周辺の住民の睡眠等を妨げるなど、その影響は非常に大きなものである。
こうした周辺住民の生活環境への影響を踏まえ、次のとおり要請する。※
・当該期間には、土曜日、日曜日が含まれていることから、騒音の発生について特に配慮すること。
・市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
・夜間早朝に航空機の運用やPASの使用を行わないこと。
・通常の運用時間帯以外での訓練を極力実施しないこと。
・使用する航空機においては、安全対策の徹底を図り運用すること。
・基地の外に影響を及ぼさないよう、安全対策の徹底を図ること。
・周辺住民への不安軽減を図るため、特に、通常の運用時間帯以外で実施される騒音を伴う訓練については、その詳細な日時等について情報提供を行うこと。
・ゲート閉鎖に伴う周辺道路への混雑等の影響が出ないよう、努めること。
※国に対しては、「貴職におかれては、こうした周辺住民の生活環境への影響を踏まえ、次の事項について、訓練に関わる陸上自衛隊に周知するとともに、米軍に申し入れを行うよう要請する。」と要請。
参考
- PAS(Public Address System):パブリック・アドレス・システム
大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行う。 - GBS(Ground Burst Simulator):グラウンド・バースト・シミュレーター
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。
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