協議会オリジナル環境家計簿

 

ページ番号1002111  更新日 平成28年7月29日 印刷 

協議会で作成した、独自の環境家計簿を使用できます。

環境家計簿の目的

地球の温暖化は、大気中のCO2増加が主な原因です。CO2はエネルギーを消費するときや、さまざまな製品を製造したり運搬するとき、またごみとして処分するときなどにも排出されます。人間の生活が豊かになるとともに増加の一途をたどっています。
環境家計簿では、家庭生活で消費する電気やガスなどの身近なエネルギーの使用量や、ごみの量を記録し、家庭からのCO2排出量を数値化し、削減していくことを目指します。

いままでの環境家計簿との違い

協議会オリジナルの家計簿は、「バックキャスティング」の考え方を取り入れています。
福生市は、2005年に策定した「地域新エネルギービジョン」の中で2030年に市域からのCO2を半減するという目標を掲げました。翌年、この目標達成のためのロードマップを描きました。
しかし、50%の削減といっても、市民の皆さんにとっては大きすぎる目標でとても達成できないと途方に暮れるかもしれません。
しかし、2030年まではまだ時間があります。その間に少しずつエネルギー消費を減らす対策を施していけば、けっして不可能ではありません。家のリフォームや車や家電の買い換えなどもあるでしょう。太陽光発電などの自然エネルギーも何年かかけて資金を用意するなどして導入していけばいいのです。

これまでの環境家計簿は、月々のエネルギー消費を記入していって、その変化を見るものでした。エネルギーの節約行動の積み上げで、削減には限界がありますし、そのままでは50%の削減への道筋は描けません。それどころか、大型のテレビに買い換えたり、買い増したりすればCO2量は簡単に増えてしまいます。
それに対して、スクラム・マイナス50%家計簿は2030年までの目標を持って、ライフプランに合わせ、ステップバイステップで確実にCO2を減らしていこうというものです。

バックキャスティングとは?

過去から現状の延長線上に将来を予測し対策を行なうフォアキャスティングに対して、将来の目標値(またはあるべき姿=ビジョン)を先に定め、そこから振り返って何をなすべきかを決めていく手法。たとえば、地球温暖化対策では、これまでの延長線上に対策を積み上げていっても大きな削減は期待できない。たとえば「2050年までに80%減らす」という目標をまず設定し、現在に振り返って必要な対策や技術、システムを考えていくことが必要。同時に、中間目標や「ロードマップ」を設定することで、早め早めに有効な対策を打ち、達成状況の検証と対策の修正をすることができる。

環境家計簿ダウンロード

問合せ

福生スクラム・マイナス50%協議会事務局(福生市環境課内)
電話:042-551-1718(直通)

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生活環境部 環境政策課
〒197-8501 東京都福生市本町5