祈り(平成24年3月1日号)

 

ページ番号1000891  更新日 平成28年8月9日 印刷 

「広報ふっさ3月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

天皇陛下の心臓冠動脈バイパス手術が無事終了され、その後の経過も順調とのことで、ほっと一安心というところですが、ぜひ今後はあまりご無理はなさらないでいただきたいと願わずにはいられません。

以前、東京都市町村懇談会の中で当時の平野祐康三宅村長が、三宅島の噴火で全島避難を強いられた約4年半の間に、さまざまな機会をとらえて、両陛下が何度も村民を励まされたエピソードを披露されました。そのどれもが通り一遍のものではなく、お二方の心からの温かい愛情があふれていて、子どもも大人もどれほど勇気づけられたか計り知れないとのことでした。特に周りが仰天したエピソードとして、「家にぜひ遊びに来てください。」という子どもとの約束を守って、翌日アパートを訪問されたことも披露されました。

東日本大震災の時も、両陛下のお人柄に助けられたという声が数多く伝わってきます。皇后様が以前、「皇室は祈りでありたい」と仰ったことが思い出されます。お二方の行動そのものが、国や国民の行く末に幸多かれという無言の「祈り」に他ならないと感じます。一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

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