禁煙は一石何鳥?
世界禁煙デーをきっかけに、禁煙を始めてみませんか?
5月31日は、世界禁煙デーです。
平成20年の調査では、日本人の喫煙率は21.8%で年々減少してきていますが、諸外国に比べると、いまだ高い状況にあります。
タバコの煙には、200種類以上の有害物質が含まれており、これらの物質が、がんや心臓及び脳血管疾患等、全身に悪影響を及ぼすことは有名です。
また、受動喫煙による肺がんのリスクも大きく、胸部レントゲン撮影を、2日に1枚ずつ70年間撮影し続けることに匹敵するほどと言われています。
禁煙は、年齢や性別に関係なく、健康に大きな改善をもたらします。禁煙開始から8時間後には体内の酸素濃度が上がり、48時間後には味覚や嗅覚が回復し始め、3か月後には肺の機能が30%増加します。更に1年後には心筋梗塞等の心疾患のリスクが低下し、10年後には肺がんのリスクが半減。15年後には心疾患等の死亡のリスクが非喫煙者とほぼ同等になります。
経済的な効果も大きく、1箱410円のタバコを毎日20本吸っていた人が禁煙すると、1年後には約15万円、10年後には薬150万円の節約につながります。
禁煙することで、より健康な状態を取り戻すだけでなく、経済的にも余裕が生まれ、禁煙できたという自信にもつながります。世界禁煙デーをきっかけに、禁煙を始めてみませんか?
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福祉保健部 健康課 健康管理係
〒197-0011 福生市福生2125-3(福生市保健センター)
電話:042-552-0061