平成26年度当初予算

 

ページ番号1003168  更新日 令和4年3月29日 印刷 

平成26年度予算が市議会3月定例会で可決成立しましたので、その概要をお知らせします。

一般会計

平成26年度の一般会計予算は220億9,000万円で、前年度に比べて1.7%の増となりました。

画像:平成26年度一般会計予算額及び構成比(歳入)円グラフ 内訳:市税79億3,152万4千円(35.9%)国庫支出金40億8,926万2千円(18.5%)都支出金30億6,425万4千円(13.9%)地方交付税25億6,200万円(11.6%)国有提供施設等所在市町村助成交付金等16億3,013万7千円(7.4%)市債4億円(1.8%)地方消費税交付金7億5,688万円(3.4%)繰入金5億2,566万7千円(2.4%)使用料及び手数料3億8,108万7千円(1.7%)その他7億4,918万9千円(3.4%)
平成26年度一般会計予算額及び構成比(歳入)

歳入(収入)の主な増減

  • 市税1.3%増
    前年度に比べ市民税や固定資産税が増えており,全体では1億349万円の増額となっています。
  • 地方消費税交付金27.1%増
    消費税率の引き上げによる影響があり、1億6,158万円の増額となっています。
  • 地方交付税6.6%減
    すべての自治体が一定水準の行政サービスを行えるよう国が交付するもので、予算編成時における国の予算を参考に見積もり、1億8,000万円の減額となっています。
  • 国庫支出金5.1%増
    福東緑地整備事業補助金などの減額はありますが、生活保護費負担金の増などにより、2億15万円の増額となっています。
  • 都支出金2.1%減
    スポーツ祭東京2013運営費交付金の皆減などにより、6,546万1千円の減額となっています。
  • 繰入金24.5%増
    基金の取崩しや特別会計からの収入で、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金からの繰入金の皆増などにより、1億355万5千円の増額となっています。
  • 市債32.9%減
    防衛施設周辺道路整備事業債や、第三市営住宅エレベーター設置事業債が皆減し、財源不足を補うための臨時財政対策債を減額したことなどにより、1億9,640万円の減額となっています。
画像:平成26年度一般会計予算額及び目的別構成比(歳出)円グラフ 内訳:民生費106億7,040万円48.3(%)衛生費23億2,076万1千円(10.5%)教育費25億8,318万1千円(11.7%)総務費22億907万4千円(10.0%)土木費13億7,549万円(6.2%)公債費10億1,974万3千円(4.6%)消防費9億955万9千円(4.1%)その他10億179万2千円(4.6%)
平成26年度一般会計予算額及び目的別構成比(歳出)

歳出(支出)の主な増減

  • 議会費1.1%減
    議員報酬や議会運営経費などで、354万9千円の減額となっています。
  • 総務費6.4%減
    主に行政運営に必要な経費で、国民体育大会実行委員会補助金の皆減などにより、1億5,077万1千円の減額となっています。
  • 民生費4.8%増
    障害者・高齢者・児童福祉等のための経費で、臨時福祉給付金給付事業費や子育て世帯臨時特例給付金給付事業費の皆増、生活保護費の増加などにより、4億8,577万7千円の増額となっています。
  • 衛生費5.1%減
    保健衛生や環境対策、ごみ処理等のための経費で、福生病院組合建設費負担金などの減少により、1億2,487万4千円の減額となっています。
  • 商工費7.2%増
    商工業の振興のための経費で、福生市商工会事業費補助金の増加などにより、1,093万4千円の増額となっています。
  • 土木費3.0%減
    道路建設や公園整備等、まちづくりのための経費で、福東緑地整備事業や第三市営住宅エレベーター設置事業の終了などにより、4,265万2千円の減額となっています。
  • 消防費3.1%増
    消防事業の東京都への委託や災害対策のための経費で、2,719万8千円の増額となっています。
  • 教育費16.0%増
    教育の充実や文化・スポーツの振興のための経費で、古民家取得事業費の皆増やわかたけ会館改良事業費の増加などにより、3億5,577万円の増額となっています。
画像:平成26年度一般会計予算額及び構成比(歳出性質別)円グラフ 内訳:扶助費72億2,057万円(32.7%)人件費38億7,247万5千円(17.5%)物件費32億9,052万1千円(14.9%)補助費24億9,358万8千円(11.3%)普通建設事業費13億7,428万4千円(6.2%)繰出金22億8,479万8千円(10.3%)公債費10億1,974万3千円(4.6%)その他5億3,402万1千円(2.5%)
平成26年度一般会計予算額及び構成比(歳出性質別)

歳出(性質別)について

  • 扶助費32.7%
    生活保護、老人福祉、児童福祉などに支出される福祉的な経費です。
  • 人件費17.5%
    市長や市議会議員、市職員などに支払われる報酬、給料などの経費です。
  • 物件費14.9%
    消耗品や公共施設の光熱水費など市の業務を行うために必要な経費や、委託料や使用料及び賃借料などです。
  • 補助費等11.3%
    一部事務組合や各種団体などに支出される負担金や補助金などの経費です。
  • 普通建設事業費6.2%
    道路、橋りょう、学校などの施設の新増設を行う建設事業のための経費です。
  • 繰出金10.3%
    会計間でほかの会計へ支出する経費です。一般会計から国民健康保険事業などの特別会計へ繰り出しを行っています。
  • 公債費4.6%
    市債の元金・利子を償還するための経費です。
  • その他2.5%
    ほかに維持補修費、積立金、出資金・貸付金などの性質に分けられます。

一部事務組合への負担金

複数の自治体で共通する事務を共同処理するために一部事務組合を設立しています。
今年度の主な一部事務組合への負担金の予算額は次のとおりです。

主な一部事務組合への負担金

  • 福生病院組合
    負担金額:5億7,194万8千円
  • 西多摩衛生組合
    負担金額:4億246万4千円
  • 東京たま広域資源循環組合
    負担金額:1億4,661万8千円
  • 瑞穂斎場組合
    負担金額:4,943万6千円

特別会計

特別会計の予算は下記のとおりです。
平成26年度の特別会計では、国民健康保険特別会計は共同事業拠出金や介護給付費納付金などが、介護保険特別会計は介護給付費などが、後期高齢者医療特別会計は広域連合納付金などが、下水道事業会計は基金積立金などがそれぞれ増加し、特別会計の総額は135億2,082万8千円で、前年度に比べて4.3%の増、5億5,551万7千円の増額となっています。

平成26年度特別会計予算

  • 国民健康保険特別会計
    予算額:69億5,672万5千円
  • 介護保険特別会計
    予算額:38億1,714万5千円
  • 後期高齢者医療特別会計
    予算額:10億3,481万5千円
  • 下水道事業会計
    予算額:17億1,214万3千円
  • 合計
    予算額:135億2,082万8千円

市債(市の借金)

市債は国や都、金融機関などからの借入金です。公共施設の建設や下水道工事など多額の費用がかかる事業を行うとき、市の財源不足や年度間の財源の負担調整、将来にわたり利用できる施設を後世代の市民の皆さんにも負担していただくという趣旨で借り入れる建設事業債のほか、市税や地方交付税などの収入不足を補うための住民税等減税補てん債や臨時財政対策債などがあります。
今後返済する市債の元金(前年度末現在高見込額)は、一般会計で約82億7千万円、特別会計(下水道事業会計)で約49億円、総額で約131億7千万円となっています。

一般会計の市債現在高(平成25年度及び平成26年度末見込)

普通債
区分 平成25年度末現在高見込 平成26年度末現在高見込
総務

2億4,387万円

2億2,581万円

厚生福祉

6,175万2千円

1,762万3千円

衛生

4,790万6千円

0円

土木

23億4,414万8千円

20億4,657万4千円

公営住宅

6億814万3千円

5億7,226万5千円

消防

3,404万1千円

2,374万円

義務教育

56万2千円

0円

社会教育

1億2,882万6千円

5,883万6千円

普通債 計

34億6,924万8千円

29億4,484万8千円

その他
区分 平成25年度末現在高見込 平成26年度末現在高見込
住民税等減税補填

7億1,671万3千円

5億6,693万6千円

臨時税収補填

5,696万円

4,112万8千円

臨時財政対策

40億2,461万8千円

42億613万7千円

その他 計

47億9,829万1千円

48億1,420万1千円

合計

  • 平成25年度末現在高見込:82億6,753万9千円
  • 平成26年度末現在高見込:77億5,904万9千円

下水道事業会計の市債現在高(平成25年度及び平成26年度末見込)

下水道事業債
区分 平成25年度末現在高見込 平成26年度末現在高見込
公共下水道事業債

40億2,201万6千円

37億1,268万4千円

流域下水道事業債

8億7,440万5千円

8億2,070万3千円

合計

  • 平成25年度末現在高見込:48億9,642万1千円
  • 平成26年度末現在高見込:45億3,338万7千円

基金(市の貯金)

基金には、都市施設整備基金など、施設整備にあてるための積立基金と、特定事業の運用資金としての運用基金があり、現在高見込は表のとおりとなっています。

基金現在高(平成25年度及び平成26年度末見込額)

財政調整基金
基金の名称 平成25年度末現在高見込 平成26年度末現在高見込
財政調整基金

19億4,290万円

18億4,330万8千円

特定目的基金
基金の名称 平成25年度末現在高見込 平成26年度末現在高見込
退職手当組合特別負担金準備基金

7,847万6千円

2,853万1千円

庁舎維持管理基金

2,606万9千円

2,608万8千円

都市施設整備基金

12億6,112万5千円

12億6,189万8千円

育英基金

1,535万円

1,535万円

市営住宅等管理基金

3億1,413万8千円

2億9,627万6千円

学校施設等整備基金

17億5,238万3千円

17億5,341万円

ふるさと人づくりまちづくり基金

4億2,637万2千円

4億2,379万6千円

介護給付費準備基金

6,680万6千円

680万7千円

再編交付金事業基金

5億8,481万4千円

7億1,745万6千円

特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金

3億4,900万7千円

2億5,300万8千円

下水道事業基金

2億7,836万8千円

4億9,462万8千円

特定目的基金 計

51億5,290万8千円

52億7,724万8千円

定額運用基金
基金の名称 平成25年度末現在高見込 平成26年度末現在高見込
国民健康保険高額療養費等資金貸付基金

600万円

600万円

定額運用基金 計

600万円

600万円

合計

  • 平成25年度末現在高見込:71億180万8千円
  • 平成26年度末現在高見込:71億2,655万6千円

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