横田基地司令官による5市1町への災害支援にかかる状況報告について

 

ページ番号1003923  更新日 平成28年7月28日 印刷 

横田基地司令官より、災害支援にかかる状況報告がありました。

4月4日(月曜日)横田基地第374空輸航空団司令官より、5市1町の首長に対し、次のとおり災害支援にかかる状況報告がありました。

通訳を介しての聞き取りのため、要約となっています。

災害支援の内容

経緯

  • 3月11日【体制変更】
    第374空輸航空団司令官「第374空輸航空団はこの緊急事態支援への対応に備えている。」
  • 3月12日【初期支援】
    沖縄の空兵と海兵隊員が地震被災地での支援活動、捜索、復旧活動に参加するため、横田基地へ到着
  • 3月13日【最初の復興】
    米空軍、米海兵隊の共同救難部隊が、仙台空港を救難、復旧支援活動の前方連絡拠点とすることを判断
  • 3月15日【福島への支援】
    横田基地は、福島第一原子力発電所の安定に向けて活動する。消防隊員に、P-22型消防車を提供
  • 3月16日【仙台空港の復旧】
    第353特殊作戦群大佐「壊滅状態だったが、日本人の復元力と強い意志は明白だった。皆の熱心な作業のおかげで、今日、ここに着陸することが出来、支援を提供することができる。」
  • 3月17日【自衛隊支援】
    横田基地は米空軍所属のC-17航空機で、陸上自衛隊の人員と車両の輸送を行った。
  • 3月19日【ホウ素の輸送】
    横田基地の空兵が、福島原子力発電所に使用するホウ素7クレートを航空自衛隊に輸送
    クレートとは、ホウ素を梱包した木箱のこと
  • 3月20日【仙台空港に大量輸送】
    第517空輸中隊大尉「C-17が仙台空港に着陸できるようにすることは、日本にとって、そして我々の決意を日本の皆さんに伝えるために必須だった。」
  • 3月22日【水のポンプが到着】
    オーストラリア空軍のC-17が福島原発の原子炉を冷却するためのポンプを輸送
    ポンプ接続口が米国製と合わないため、横田基地の軍人が溶接した。
  • 3月25日【飛行のための整備】
    災害支援のハブ(拠点)として横田基地のC-130のほか、米軍以外の航空機整備も全力で行った。
    第374整備中隊大尉「一機でも多く飛べば、それだけ多くの物資を東北へ運べる。」
  • 3月26日【C-130と搭乗員の功績】
    横田基地の軍人が、C-130輸送機により仙台空港に飲料水を100万本届けた。

統計

オペレーション・トモダチにより、第374空輸航空団は今までに535回のミッションを遂行し、物資を輸送した。

  • 物資 1,076,828キログラム
  • 燃料 283,575リットル
  • 人員 964人

将来にむけて

  • 人道支援物資の輸送回数は減少
  • 米国エネルギー省の指示のもと、放射線評価のための飛行を行う
  • このフライトミッションは、本州の日本人およびアメリカ人の安全を保障するために行われる
  • 皆さんのご理解に感謝します。

終わりに

太平洋軍司令官 ロバート・ウィラード提督
「同盟国の人間として、友人そして軍事的パートナーとして、我々は、今回の支援に対し義務以上のものを感じている」

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