年頭にあたって（平成21年1月4日号）

「広報ふっさ1月4日号」に掲載した市長の年頭挨拶です。

あけましておめでとうございます。市民の皆さんには、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年はアメリカのサブプライムローン問題に端を発した、世界的な金融危機が起こり、我が国もさまざまな分野での企業の縮小、人員削減等、大変な様相を呈してきています。

市としましても、これらの影響を受けることは必至であり、厳しい財政運営を強いられると予想されます。
このような変革の時代にあって、これまでの枠組みにとらわれない、新しい発想での取組みが必要です。自立した基礎自治体として将来にわたって市民の皆さんの負託に応えて行くためには、より一層の行財政改革に努めながら、サービス水準の確保を図るとともに、将来を見据えた財政運営を進めて行かなければなりません。

就任時にお約束しました「子育て」「高齢者・障害者」「教育」「まち」「スリムな市役所」の「五つの元気」の実現に向けて一つひとつ着実に取り組んでまいります。

これらの課題の実現はいずれも、地域の方々の支え合い、協力なしには成し遂げられません。今後とも、市民の皆さんのご協力によって地域の活動の輪が広がる中で、すべての世代が生き生きと暮らし、「誰もが住んでよかった、住みたくなる夢のある街福生」の実現を目指してまいります。
この一年の皆さんのご健康とご多幸を心からお祈りいたしますとともに、市政への一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。