感情(令和6年3月1日号)

 

ページ番号1018694  更新日 令和6年3月1日 印刷 

「広報ふっさ3月1日号」に掲載した市長の全力投球です。

 最近、涙もろくなってきたと感じています。例えば読書をしている時、誰かの話を聞いている時、感動すると涙が自然とあふれ、止まらなくなるのです。2月に古希を迎えた年齢のせいなのか。それとも元々の性質が、この歳になってよみがえってきたのか。

 思い返せば、子どもの頃は泣き虫で、当時はよく「泣くな、育男。」と言われ、母には「人前で泣かないように、もっと強くなりなさい。」と言われたりもしました。

 ただ、感情を表に出すことは決して悪いことではなく、表情が豊かな人は魅力的でもあります。この頃は、感情が乱れることを嫌うのか、表情が乏しく何を考えているか分からないと感じることが昔に比べて多い気がします。「喜怒哀楽」。さまざまな感情を恐れず、一生懸命に生き、豊かな人生を過ごして欲しいと思います。

 以前、このコラムでもご紹介した84歳で世界アマチュア囲碁選手権の日本代表となった平田博則さん(97)の訃報が入りました。囲碁を打つ時の心の内には「喜怒哀楽」が詰まった、一つのことに打ち込むことができる、素晴らしい人生を過ごされたのだと思います。心より、ご冥福をお祈りします。

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