年頭にあたって（令和4年1月4日号）

「広報ふっさ1月4日号」に掲載した市長の年頭挨拶です。

　明けましておめでとうございます。昨年は、依然として新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が続き、福生市ではワクチン接種を着実に実行するなど、行政サービスが途切れることのないよう、市民の皆様の生活を守るためのさまざまな施策を講じてきました。

　また、コロナ禍で加速する行政のデジタル化の動きに合わせ、キャッシュレス決済や公共施設等の無料Wi‐Fi の導入等のデジタル環境の整備や、子育て特設サイトを「こふくナビ」へリニューアルするなど、市ホームページや動画を活用した情報発信強化も行いました。

　本年は引き続きデジタル化を進めるとともに、福生第一小学校の学校内学童クラブの整備やふっさっ子の広場と学童クラブの一体型放課後対策事業の拡充など子育てしやすい環境づくり、地域包括支援センターの体制強化や見守り相談事業の実施など高
齢者サービスの更なる質の向上に取り組みます。また、東福生駅周辺では駅のバリアフリー化や踏切の整備を実施し、サイクルシェアリング事業では広域利用を見据えた新システムを導入するなど、皆様が安全かつ快適に過ごすことができるよう、まちづくりを進めてまいります。

　そして、福生駅周辺のまちづくりでは、富士見通りの整備工事が始まり、福生駅西口地区の再開発事業も進んでおります。新たなまちの顔をつくる重要な事業となりますので、着実に事業支援を行うとともに、公共施設の再配置についてもしっかりと検討を行ってまいります。

　「人を育み 夢を育む 未来につながるまち ふっさ」の実現に向けた力強い一歩を踏み出す一年となるよう、全力で取り組んでまいりますので、一層の御協力をお願いいたします。

　結びに、皆様の御健康と御多幸を心からお祈りし、年頭の御挨拶といたします。