令和4年度健康づくり講演会「食は大事!バランスよく美味しく食べて丈夫な体をつくろう」

 

ページ番号1016792  更新日 令和5年3月31日 印刷 

イベントカテゴリ: 講座・講演

令和4年度 健康づくり講演会:「食は大事!バランスよく美味しく食べて丈夫な体をつくろう」

「食は大事!バランスよく美味しく食べて丈夫な体をつくろう」をテーマに健康づくり講演会を開催しました。

令和4年11月26日(土曜日)福生市民会館小ホールにおいて、健康づくり講演会「食は大事!バランスよく美味しく食べて丈夫な体をつくろう」を開催しました。

当日は、サッカーJ1リーグのFC東京にて多くの選手の栄養管理を務める栄養アドバイザー久保田尚子氏と、FC東京 安部柊斗選手を講師にお招きし、パネルディスカッション方式で、バランスの良い食事と身体づくりについて、分かりやすくお話しいただきました。会場には、49名の方にご来場いただきました。

 

講師への質問の中から、いくつかご紹介いたします

1 偏食だが、栄養バランスのとれた食事のためにできる工夫があるか。

 “置き換え”出来るものを探すことも一つの方法です。例えば、『ニンジンが嫌い!』でも、『かぼちゃなら大好き!』とか、『魚は嫌い!』でも『刺身やしらす干しなら食べる!』とか、嫌いな食品の代替になるものを探してみることです。

 また、調理法を変えることで、案外食べられることもあります。例えば、ニンジンの煮物は嫌いだけど、細く切った天ぷらは美味しい!と思うこともあります。

 

2 小学生のうちに必要な栄養について知りたい。

 『小学生だからこれを食べなきゃ』ということではなく、食事の摂り方の基礎となる“バランスのとれた食事”の仕方を小学生の時期から身につけることの方が大事だと思います。具体的には、『肉ばかり食べて、野菜のおかずが少ない』、あるいは『ごはんは残しても、おかずはしっかり食べる』という誤った摂り方を親子で見直してみることもひとつです。

 主菜(たんぱく質源になるおかず)も肉に偏ることなく、魚や大豆製品もメニューに入れましょう。

 

3 高齢者の食事のバランス、摂取量について気を付けるポイントを教えてほしい。

(1)一日3食は守ること。生活のリズムを保つ意味でも一日3食は守ってください。

(2)“低栄養”にならないためにも、動物性たんぱく質もしっかり摂るようにしてください。肉・魚・牛乳、どれもバランスよく摂ることを目指してください。

(3)料理の種類や調理法も偏らないことが理想です。自分が得意でない料理は、スーパーなどでお総菜を買ってくるのもたまには良いと思います。“楽しく食べる!”ことも心掛けてください。

 

4 運動前後の食事のバランスや食事をとるタイミングについて知りたい。

 “運動前”は“エネルギー源”になる炭水化物(主食)を中心にした食事することです。消化時間を考えて、運動開始の3、4時間前に食べられるようにすることが理想です。

 大事な試合では、“脂質控え目”を意識した食事を心掛けると日頃の練習成果が出やすいと思います。また、運動開始直前に食べるとおなかが痛くなる可能性もあるので、消化時間を意識して食事をするようにしてください。

 また、『運動後はなるべく早く食事をする』ということも体づくりに大きく関わります。

講演会の写真

講演会の写真
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。これからも健康づくり推進員の活動へのご参加をお待ちしております!!
開催日

令和4年11月26日(土曜日)

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〒197-0011 福生市福生2125-3(福生市保健センター)
電話:042-552-0061