福生ストラット(平成26年5月1日号)

 

ページ番号1000870  更新日 平成28年8月9日 印刷 

「広報ふっさ5月1日号」に掲載した市長随想「全力投球」です。

写真:民生委員・児童委員委嘱状交付式での市長
民生委員・児童委員委嘱状交付式にて

昨年の暮れ、ミュージシャンの大瀧詠一さんが、まだ65歳という若さでお亡くなりになりました。私も大ファンで、偉大なアーティストをまた一人失ったことが大変残念でなりません。

実は、もう20年位前になりますが、私の妹が教職に就いており、大瀧さんのお子さんを教えたことが縁で何度かお会いし、お食事やお酒をご一緒する幸運に恵まれました。話をするうちに、意外にも2人にはいくつかの共通点があり、意気投合したことを覚えています。学生時代野球部に在籍していたこと、大学が同窓であること、製鉄会社で働いた経験があること。音楽の才能以外は一致していると喜んだものです。

あるとき、なぜ岩手県から上京され、音楽活動の拠点としてこの地域を選んだのか尋ねたことがあります。大瀧さんいわく、「福生というまちにはさまざまな国の文化を持つ人たちが行き来している。そのなかで国際感覚を研ぎ澄まし、自分の持つ感性や音楽センスを磨くのに一番適している地域だと感じた。あとは自分を信じて一生懸命に生きるのみだ。」との答えでした。

福生のまちには、大きな才能を育てる可能性が満ちています。後に続くふっさっ子に期待しつつ、故人のご冥福をお祈りいたします。

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